熱電対用金属保護管

金属保護管

金属保護管は気密性,水密性があり主に選定される理由として、耐衝撃性,急熱急冷に強い事があげられます。
金属ガス等が発生する可能性が高く、貴金属熱電対の劣化(侵食)を早めますので、貴金属熱電対に直接ガスが触れる状況では絶対に使用しないで下さい。(内部を磁製管にした二重管タイプでご検討下さい。)
特殊材質やフランジ付,ニップル付等、ご要望に応じ製作することも出来ます。



保護管種別 常用温度(℃) 限界温度(℃) 特長
SUS304普通鋼(SS400) 耐酸性や酸化に弱い。還元に強い。
SUS316 800 800 900 1000 900 1000
Moを含み耐熱,耐酸,耐アルカリに優れている。
SUH-446(P4)
インコネル 600 1050 1125 1180 1250 
カンタルA1 1000 27Cr鋼で耐熱,耐蝕性に優れている。
高温において酸化,還元雰囲気にも強い。
高温での耐熱性が良い。
SUS310S 950 1050 Ni-Crを多く含み高温での酸化性に優れている。
ハステロイX 1175 1260
ハステロイC 1000 1100 高温域での酸化,還元雰囲気及び塩素ガスにも強い。
耐熱鋼。高温域での強度も大きい。
チタン 80Ni20Cr 1100 1250
低温域での耐食性良好。高温では酸化されやすい。
高温酸化雰囲気中での強度,耐食性は良い。
硫化雰囲気中には不適当。
酸化雰囲気  250
還元雰囲気 1000
耐熱,耐食性に優れている。

◆金属保護管一般規格
nhk_data05
販売体制

nhk_graph02金属保護管は取付取合いを取るために加工し易い製品です。付属品としてフランジやニップルを取付る場合もさまざまな寸法で可能です。取付状況や使用状況を踏まえてご相談下さい。保護管のみの販売も可能です。

  

販売 価格

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